赤ちゃんを見てもらえるって、こんなに安心なんだ。
先日、umieで「赤ちゃん食堂」が開催されました。
この日は、同じ地域で活動する助産師さんが主催。
umieは、その開催場所として使っていただきました。
集まったのは、生後7か月から1歳までの4組9名の親子。
双子ちゃんもいました。そして、8名のボランティアスタッフ。
食事を準備するスタッフがいたり、赤ちゃんを抱っこするスタッフがいたり。
助産師や看護師など、それぞれができることをしながら、この日を一緒につくっていました。
まずは、みんなでふれあう時間
はじめは、親子で手遊びやタッチあそび。
初めての場所、初めて会う人たち。
お母さんと一緒に楽しそうに手を動かす赤ちゃんもいれば、少し緊張した表情でお母さんにぴったりくっついている赤ちゃんも。
赤ちゃんたちも、初めての場所で、周りの様子を見ていたんだと思います。
みんなで囲む、赤ちゃんとママの食卓
この日の離乳食は、それぞれの月齢に合わせて。
おかゆと、じゃがいも、にんじんなどを、だしと塩でシンプルに仕上げました。
お母さんたちには、季節の薬膳ランチ。
みんなで同じテーブルを囲んで食べました。
赤ちゃんたちも、隣のお友達が気になる様子。
じーっと見つめてみたり、気になるおもちゃを見つけたり。
ハイハイでお友達のところまで近づいていく子もいました。
おもちゃを取り合ってみたり、触れ合ってみたり。
赤ちゃん同士の世界が、自然に生まれていました。
いつの間にか、お母さんから離れて
この日、とても印象に残ったことがあります。
最初は、お母さんから離れなかった赤ちゃんたち。
でも、食事が終わる頃には、スタッフに抱っこされていたり、お母さんとは別の部屋でスタッフと一緒に遊んでいたり。
中には、そのまま気持ちよさそうにお昼寝している子もいました。
たくさんの大人がいて、誰かが赤ちゃんを見ていてくれる。
その安心感が、赤ちゃんにも少しずつ伝わっていったのかもしれません。
そして、その間――
お母さんたちは、大人だけの時間。
ゆっくりランチを食べながら、お母さん同士で話したり。
「ちょっと聞いてみたい」と思っていたことを、助産師や看護師に相談したり。
赤ちゃんのことから少し離れて、お母さん自身の話をする時間もありました。
「誰かがいる」って、こんなに大きい
「赤ちゃんを見てくれる人がいて、安心してごはんが食べられる」
とてもシンプルなことなのかもしれませんが、その「安心して食べられる時間」が、実はとても大切なんだと思いました。
ゆっくりごはんを食べる。
誰かと笑って話す。
ちょっと気になっていたことを聞いてみる。
「わかる、わかる、うちもそうだった!」
そんな何気ない時間が、お母さんの心を少し軽くしてくれることがあります。
この日、umieにはそんな時間が流れていました。
そして、以前umieを利用してくださったお母さんも参加してくれていました。
umieに来たことがあるお母さんと赤ちゃんが、また別の時間にumieに来て、色んな方とつながっていく。
それも、私には嬉しい出来事でした。
みんなでつくる、小さなコミュニティ
この赤ちゃん食堂が目指しているのは、
「あかちゃんを見守りながら、お母さんが安心して食事ができる時間を届けること」
そして、
「お母さん同士が自然につながれる、あたたかい小さなコミュニティをつくること」。
赤ちゃんがいて。
お母さんがいて。
それを見守る大人がいて。
それぞれが無理をせず、自分の時間を過ごしながら、同じ場所でつながっている。
とってもあたたかい時間が流れていました。
umieも、
笑ったり、泣いたり、ほっと安心できる、あたたかい場所でありたいと思っています。
この日、umieに集まってくださった親子のみなさん、スタッフのみなさん。
そして、この場所で赤ちゃん食堂を開催してくださった助産師さん。
素敵な一日を、ありがとうございました。
またumieで、こんなあたたかな時間が生まれますように。